電線が連なっている様子

【法人向け】新電力へ切り替えて電気料金を下げよう!選定で失敗しないための重要ポイント

電力自由化に伴い多くの新電力が生まれたため、利用したい電力会社を自由に選べるのが当たり前となっています。

しかし、新電力に切り替えたものの自社にとって最適な電力会社を利用できているか、不安に思われる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、新電力への切り替えで電気料金を下げる方法について詳しく解説していきます。


目次[非表示]

  1. 1.新電力とは
  2. 2.電力自由化によって新電力への切り替えが可能に
  3. 3.新電力に切り替えるメリット
    1. 3.1.最適な電気料金を選択できる
    2. 3.2.プランにサービスの付帯がある
  4. 4.新電力への切り替えで失敗しないポイント
    1. 4.1.自社に最適な電気料金であるか
    2. 4.2.信頼できる電力会社である
    3. 4.3.解約時の費用について把握しておく
  5. 5.新電力に切り替える流れ
    1. 5.1.①電力会社の比較・検討
    2. 5.2.②電力会社への申し込み
    3. 5.3.③新電力の利用開始
  6. 6.最適価格の新電力会社を『電気削減クラウド』が厳選
  7. 7.まとめ


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法人こそ電力自由化を活用して、新電力に切り替えよう!


新電力とは

新電力というのは、従来の電力会社(地域ごとに供給エリアが定められた旧一般電気事業者を指します)に代わって電気を供給する会社のことです。

以前までは旧一般電気事業者が電力小売事業を独占していました。

2000年代に入ってから、法人向けの電力小売事業が自由化されたため、新規参入の電力会社という意味で新電力と呼ばれています。

新電力はガス会社や通信会社など、電力以外の事業をメインに展開している企業が多いです。

他にもさまざまな企業が参入しているため、切り替えをする場合には多様な選択肢があります。



電力自由化によって新電力への切り替えが可能に

2016年の電力自由化によって、多くの電力会社が電力を提供できるようになりました。

企業を含む消費者が電力会社を選ぶ際の選択幅が広がり、料金面やサービス面などの要素で自分の好きなプランを選べます。

新電力への切り替えには特別な工事の必要はないため、容易に行えるだけでなく、賃貸住宅でも電力会社の変更が可能です。



新電力に切り替えるメリット

新電力に切り替えれば、最適な電気料金への変更や、サービスの付帯を受けられる可能性があります。

ここでは、新電力に切り替えるメリットについて詳しく説明します。


最適な電気料金を選択できる

現在、大手電力会社を利用している場合、さらに最適な電力会社を選択できるようになり、電気料金を抑えられます。

電気料金を抑えられるプランを提供する電力会社が現れた理由は、電力自由化により電力を提供する事業者が増え、価格競争が起こったためです。

また、新電力会社の多くは、大手電力会社のインフラを利用しているため、設備投資を抑えた低コストでの電力提供を実現しています。

新電力へ切り替える際には、自社にとって最適な電気料金であるかに着目することが重要です。


プランにサービスの付帯がある

新電力を提供している多くの事業者が、ポイント還元や省エネ診断などの独自のサービスを提供しています。

省エネ診断とは、エネルギー使用状況を見える化し、省エネにつなげるサービスのことです。

また、電気とガスのセット割のサービスもあり、サービス内容次第では大幅なコストの削減につながります。

自社にとって有益となるサービスを比較検討し、適切な電力会社を選定することが重要です。


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新電力への切り替えで失敗しないポイント

新電力への切り替えで失敗しないためには、最適な電気料金かつ信頼できる電力会社を選び、解約時の費用の有無についても把握しておくことが望ましいです。

ここでは、新電力への切り替えの際に失敗しないポイントについて詳しく解説します。


自社に最適な電気料金であるか

新電力への切り替えの際は、サービスの内容を含め、自社に最適なプランであるか正確に判断する必要があります。

電気使用量や電気使用のピークタイム・非ピークタイムなどを把握しておき、使用スタイルに合った適切なプランで電気代を削減可能です。

さらに、電力会社の切り替えに併せて、契約アンペア数の見直しを行うと、電気代の節約ができる可能性があります。


信頼できる電力会社である

経営が安定しており、倒産するリスクが少ない電力会社を選ぶことが望ましいです。

契約中の電力会社が倒産してしまうと、再度契約先の選定や手続きをする手間が増えてしまいます。

電力自由化によって低価格のプランが登場するなか、あまりにも割安なプランを提供している電力会社は、電気の価格設定が適切ではない可能性もあります。

そのような事業者は新電力から撤退してしまうおそれがあるため、電力会社の規模を考慮したうえで、電力会社を十分に検討することが重要です。


解約時の費用について把握しておく

電力会社によっては、解約時に費用が発生する可能性があります。

一定期間の契約を条件にしている会社もあるため、契約前の確認が必要です。

解約金がかからない、もしくは比較的少ない電力会社を選ぶことによって、今後切り替えをする機会があった場合でも費用を抑えられます。



新電力に切り替える流れ

新電力への切り替えは、電力会社の比較と検討、電力会社への申し込み、新電力の利用開始の流れとなります。

ここでは、新電力に切り替える流れについて詳しく解説します。


①電力会社の比較・検討

現在よりも電気料金が割安であるか、どのようなサービスが付帯されているかを比較します。

候補を絞ってある場合は、電力会社のサイトで電気代のシミュレーションを行うと、切り替えた際のおおよその電気料金が把握できます。

新電力会社の選択肢は多岐にわたるため、1社に絞りきれない場合は、コンサルティングサービスを利用して選定してもらうことも視野に入れましょう。


②電力会社への申し込み

切り替え先の電力会社を決定した後は、電話やインターネット上で申し込み手続きを行います。

申し込みの際には、電気料金や契約期間、解約時の費用などについて再度確認しておく必要があります。

現在契約している電力会社の解約手続きは、切り替え先の電力会社で行ってもらえるため、契約者による解約手続きは必要ありません。


③新電力の利用開始

電力会社の切り替え手続きが完了すれば、数日後に利用できるようになり、新電力の利用が開始されたら、どのくらい電気代を削減できているか確認する必要があります。

切り替え前と切り替え後の、電気料金を定期的に計測することで削減できた金額の確認ができます。

EMSやデマンドコントローラーを利用すると、戦略的かつ継続的な電気代の削減が可能です。

また、スマートメーターを設置していなかった場合は、設置工事を含めた期間が発生するため、切り替えに時間がかかる場合があります。



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まとめ

この記事では、新電力への切り替えについて以下の内容で解説しました。


  • 新電力に切り替えるメリット
  • 新電力への切り替えで失敗しないポイント
  • 新電力に切り替える流れ


新電力へ切り替えるメリットは、割安な電気料金を選択できる点とガス料金とのセット割やあらゆるサービスの付帯が可能な点です。

新電力への切り替えを失敗しないためには、自社に最適な電気料金かつ経営が安定していて信頼できる電力会社を選定し、解約時の費用についても把握しておく必要があります。

新電力の切り替えを行う流れとしては、電力会社の選定、申し込み、新電力の利用の流れとなります。

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マーケティング部 部長 橋詰 慎一郎 
マーケティング部 部長 橋詰 慎一郎 
マーケティング組織の立ち上げから戦略立案・施策実行まで全ての領域を担当。BtoC、BtoBを問わず複数の業界でマーケティングに携わること20年。電気・電力の業界におけるマーケティングの推進をすべく2021年にエネクラウドに入社。

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