catch-img

デマンドレスポンスに参加するメリットとは

企業にとって、電力管理の課題解決は欠かせない問題です。

そこで注目されているのが、デマンドレスポンス。

ピーク時の電力需要の変動に対し、柔軟に対応することで、企業の電気使用量を最適化することができます。

今回は、デマンドレスポンスの概要、参加方法、参加するメリットについてご紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.デマンドレスポンスって何?
  2. 2.デマンドレスポンスへの参加方法
    1. 2.1.電力会社のサイトから参加する
    2. 2.2.電力管理会社を通じて参加する
    3. 2.3.消費電力量の多い企業向けのプログラムに参加する
  3. 3.デマンドレスポンスに参加するメリット
    1. 3.1.電気料金の削減が可能
    2. 3.2.省エネルギー効果が期待できる
    3. 3.3.環境保全につながる
    4. 3.4.電力需給調整に貢献できる
  4. 4.まとめ


デマンドレスポンスって何?

デマンドレスポンスとは、電力の需要と供給を柔軟に調整するシステムのことです。

普段は電力会社が予測した需要に合わせて供給を調整しますが、例えば猛暑日などで急激に需要が上がったときは、電力の供給が追いつかずに停電が起こるリスクがあります。

デマンドレスポンスに参加することで、消費者自身が自分の電気使用量を調整することにより、電力不足の危機を回避することができます。



デマンドレスポンスへの参加方法

デマンドレスポンスに参加する方法は、3つあります。


電力会社のサイトから参加する

最近では、各電力会社がデマンドレスポンスの参加を呼びかけています。

各電力会社のウェブサイトで申し込み、参加することができます。

また、加入者向けの情報提供もありますので、参加前にチェックすることも大切です。


電力管理会社を通じて参加する

デマンドレスポンスに参加するには、専用の機器を設置し、専門的なサポートやアドバイスが必要な場合もあります。

電力管理会社を通じて参加することで、電気の使用実績から最適なプランを提案してもらえることも期待できます。


消費電力量の多い企業向けのプログラムに参加する

消費電力量の多い企業向けに、デマンドレスポンスのプログラムが用意されています。

こちらに参加することで、電力のコスト削減や緊急時の対応ができます。


>>電気料金削減を行う時に必ず確認すべきチェックポイント



デマンドレスポンスに参加するメリット

デマンドレスポンスに参加することで、以下のようなメリットがあります。


電気料金の削減が可能

消費者にとって最も大きなメリットは電気料金が安くなることです。

デマンドレスポンスに参加することで、消費者自身が電気使用量をコントロールすることができます。

ピーク時に電力消費を減らすことができるため、電気料金が安くなる場合があります。

また、一部の電力会社ではデマンドレスポンスに参加することで、ポイントやキャッシュバックなどの特典を提供する場合もあります。


省エネルギー効果が期待できる

省エネにつながることもメリットの1つです。

デマンドレスポンスに参加することで、自身の電気使用量を把握することができます。

そのため、無駄な電力使用を減らすことができます。

つまり電気代の節約にもつながりますし、省エネ行動が加速することで、環境にも優しい社会づくりにもつながります。


環境保全につながる

省エネルギー効果が期待できるということは、環境保全につながることも期待できます。

電力需要が減少することで、温室効果ガスの排出量も減らすことができます。


電力需給調整に貢献できる

電力供給の調整に貢献することができます。

停電を回避することにより社会に大きなショックが生じることを防ぐこともできます。



まとめ

デマンドレスポンスは、家庭やビジネスが電力需要に応じて電気使用量を調整することで、電力システムの安定性を確保するエネルギー管理システムです。

参加することで、電気料金の削減、省エネルギー効果の期待、環境保全、そして電力需給調整への貢献など多くのメリットがあります。

しかし電気使用量の調整を行うためには、電気使用量をリアルタイムで把握する必要があります。

そこで、当社の提供する「電気管理クラウド 」がおすすめです。

電気管理クラウド 」 なら、初期費用ゼロで導入でき、電気の見える化に加えて、コンサルティングサービスも利用できます。

ご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。


マーケティング部 部長 橋詰 慎一郎 
マーケティング部 部長 橋詰 慎一郎 
マーケティング組織の立ち上げから戦略立案・施策実行まで全ての領域を担当。BtoC、BtoBを問わず複数の業界でマーケティングに携わること20年。電気・電力の業界におけるマーケティングの推進をすべく2021年にエネクラウドに入社。

おすすめ資料

クラウドシリーズサービス資料

「電気管理クラウド」提案事例紹介

人気記事ランキング

タグ一覧