介護施設の電気料金を削減するポイント
介護施設の運営には多くの電気を使用しているため、電気料金の削減は大幅なコストカットにつながります。
本記事では、介護施設での電気料金削減のための取り組みを詳しく解説し、効果的な削減方法をご紹介します。
また、当社での相談や支援も行っていますので、ぜひご活用ください。
目次[非表示]
- 1.コスト削減における電気料金の重要性
- 2.具体的な取り組み事項
- 2.1.コンセントの使用を適切にする
- 2.2.エアコンの温度調整
- 2.3.LED照明の導入
- 2.4.電力会社の見直し・切り替え
- 3.基本料金の削減
- 4.まとめ
コスト削減における電気料金の重要性
介護施設では、24時間体制で入居者の生活を支援するため、多くの電気が必要とされます。
人件費や賃料、保険料などは固定費で抑えることができないため、自社で管理可能な電気料金の削減はコストカットの面で特に重要です。
電気使用量を削減することで、業務コストを節約することができます。
具体的な取り組み事項
経費削減のため、具体的にどのような取り組みができるのでしょうか。
以下に、自社で取り組みやすいものから順にご紹介します。
コンセントの使用を適切にする
スタンバイ状態の電化製品や充電器を繋いだままにしておくことは、必要のない時に消費電力を発生させています。
そのため、不要な時にはコンセントを抜くなどの対策が求められます。
エアコンの温度調整
介護施設では、入居者様が過ごしやすい環境を作るために、冷房や暖房を使うことが求められます。
しかし、室温を設定する温度によっては、無駄な電気を使ってしまうことがあります。
エアコンの温度調整については、運営スタッフと入居者様で協力して、節電に努めることが大切です。
LED照明の導入
従来の蛍光灯や白熱電球に比べ、LED照明は寿命が長く、消費電力が少ないため、運営コストを大幅に削減することができます。
電力会社の見直し・切り替え
契約内容や電気料金のプランによって、削減の余地があります。
定期的に見直しを行い、お得なプランに変更することや、電力会社を切り替えることで、運営費を削減することができます。
基本料金の削減
電気料金は、電気使用量に応じた使用量料金だけでなく、毎月一定額発生する基本料金もあります。
電力会社は、30分区切りの電力消費量のうち、最大の数字を基準に基本料金を設定しています。
最大デマンドと呼ばれるこの数字を下げることで、基本料金の削減が可能です。
「電気管理クラウド」を利用すれば、リアルタイムで電力消費量を把握できます。
可視化した電力使用量データをもとに、電気使用量を平準化させることで、最大デマンドを下げることが可能となり、基本料金の削減につながります。
また「電気削減クラウド」を利用することで、電力会社のお切替えについてもサポート可能です。
まとめ
介護施設の電気料金を削減するには、コンセントの使用対策、エアコンの温度調整、LED照明の導入、電力会社の見直しなどの具体的な取り組みが必要です。
そして、トータルで見た場合、1つ1つの取り組みが大きな効果を生むことが期待できます。
自社内での対策を実施した上で、さらなる削減を実現したい場合はぜひ当社にご相談ください。