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キュービクルの更新時期はいつ?更新の重要性と一般的な流れ・費用について

「キュービクルの更新は本当に必要なの?」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、更新は安全性の確保だけでなく、電力の最適化や電気料金の削減にもつながる重要な対応です。

この記事では、キュービクルの更新時期とともに、更新の重要性や更新工事の主な流れ・費用について解説します。

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目次[非表示]

  1. 1.キュービクルの更新時期は?耐用年数や経年劣化を目安にしよう
    1. 1.1.耐用年数
    2. 1.2.経年劣化
  2. 2.キュービクルの更新は必須!怠った場合の3つのリスクとは
    1. 2.1.1.事故の発生
    2. 2.2.2.信用の失墜
    3. 2.3.3.電気料金の高騰
  3. 3.キュービクルの更新工事とは|主な流れと必要な費用
    1. 3.1.更新工事の一般的な流れ
    2. 3.2.更新工事にかかる費用
  4. 4.キュービクルの更新とあわせて「電気契約の見直し」を検討しよう
  5. 5.まとめ


キュービクルの更新時期は?耐用年数や経年劣化を目安にしよう

キュービクルの更新時期に明確な決まりはなく、一般的には「耐用年数」と「経年劣化」を目安にするのがよいとされています。


耐用年数

耐用年数には、税務上の基準となる「法定耐用年数」と性能や状態から算出する「実用耐用年数」の2つがあります。キュービクルにもそれぞれの耐用年数があり、以下のように定められています。


  • 法定耐用年数:15年
  • 実用耐用年数:20年


法定耐用年数は、主に固定資産の減価償却費を算出する際に用いる年数であり、実際の使用可能期間と必ずしも一致するわけではありません。そのため、保守管理という点では実用耐用年数を参考にするのが一般的です。

キュービクルの実用耐用年数は20年といわれているため、設置し始めてから20年たったらそのタイミングで更新の必要性を視野に入れておくとよいでしょう。


経年劣化

同じキュービクルを長年使っていると、経年劣化によって故障する確率が高まります。使用環境によっては湿気や結露、塩害などにより、通常よりも早くキュービクルの劣化が進み、性能が低下することも珍しくありません。

キュービクルの故障や劣化を放置した場合、必要以上に電力を消費してしまい、電気料金が高くなる可能性があります。また、感電事故や火災につながる可能性もゼロではありません。

キュービクルの故障やそれに伴う事故、ひいては電気料金の高騰を防ぐために、設置から20年以上たつ場合は更新のタイミングが近いと考えることをおすすめします。



キュービクルの更新は必須!怠った場合の3つのリスクとは

キュービクルの更新を怠ることは、企業にとってリスクを生むことにほかなりません。どのようなリスクがあるのかを押さえて、キュービクルを更新する重要性をあらためて理解することが重要です。


1.事故の発生

キュービクルを更新しないことは、すなわち「経年劣化を放置する」ということです。

絶縁性能の低下や部品の劣化、配線の緩みなどは、キュービクルの故障につながるだけでなく、停電や波及、感電、火災などの事故の原因にもなり得ます。

最悪の場合、人命に関わるほど大きな被害をもたらしかねません。

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2.信用の失墜

キュービクルの更新を怠ったがゆえに事故が発生した場合、社会的な信用が失墜する可能性があります。

既存の顧客が離れるだけでなく、新規顧客の獲得も困難となり、最悪の場合は事業を継続できなくなることも考えられます。


3.電気料金の高騰

古いキュービクルを使い続けると、電気料金が高くなる可能性があります。

これは、経年劣化によって電力変換効率が低下し、無駄な電力消費が増えることが原因です。

小規模なビルなら数千円〜1万円ほど、大規模なビルなら数万円〜数十万円ほど、月の電気料金が高騰する場合があります。

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キュービクルの更新工事とは|主な流れと必要な費用

事故の発生や信用の失墜、電気料金の高騰といったリスクを回避するために、キュービクルは適切なタイミングで更新する必要があります。

では、その更新工事はどのような流れで行われ、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。


更新工事の一般的な流れ

キュービクルの更新工事は、一般的に以下のような流れで行われます。


  1. 現状調査
  2. 更新工事の計画立案
  3. 工事日の調整・決定
  4. キュービクルの搬入・搬出
  5. キュービクルの設置
  6. キュービクルの試運転・検査


更新工事は1日、長くても2日で完了することが多いですが、準備期間も含めると2〜3ヶ月ほど時間を要するのが一般的です。大規模・特殊な工事の場合は、より長い時間が必要になることもあります。


更新工事にかかる費用

キュービクルの更新工事にかかる費用は、工事の規模によって変動するため一概にいえません。目安として、小中規模の工事で数百万円〜数千万円ほどかかり、大規模な工事になるとそれ以上の費用がかかります。

キュービクルの設置場所によっては、高所作業車やレッカー車など特殊車両の手配が必要になり、そうなるとさらに費用がかさみます。

いずれにせよキュービクルの更新工事は高額なため、複数の専門業者から見積もりを取って依頼先を決めることが重要です。

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キュービクルの更新とあわせて「電気契約の見直し」を検討しよう

キュービクルの更新は、毎月の電気料金にも関わる重要な作業です。疎かにすると無駄な電力消費が増えて、電気料金が高騰する可能性があります。

法人として支出をなるべく抑えるためにも、キュービクルは耐用年数や経年劣化を目安に更新することが重要です。

電気料金の削減という観点では、キュービクルの更新とあわせて「電気契約の見直し」を検討するのもおすすめです。自社にとってより最適な電気契約を締結することで、電気料金の根本的な削減につながります。

ただし、自分たちで複数の電気契約を比較・検討するのは容易ではありません。

そこでおすすめしたいのが、エネクラウド株式会社の『電気削減クラウド』です。複雑な電気契約の最適化を、専門家のサポートを受けながら効率的に進めることができます。メリットやサービス内容については資料で詳しく解説しているため、この機会にぜひご覧ください。

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まとめ

この記事では、キュービクルの更新時期をはじめ、更新の重要性や更新工事の主な流れ・費用について以下の内容を解説しました。


  • キュービクルの更新時期は「耐用年数」と「経年劣化」を目安に決める
  • キュービクルの更新は、事故の発生や信用の失墜、電気料金の高騰を回避するために必要
  • キュービクルの更新工事は1日、長くても2日で完了することが多いが、準備期間も含めると2〜3ヶ月ほど時間を要する
  • キュービクルの更新工事にかかる費用は、工事の規模によって変動する
  • 電気料金の削減という観点では、キュービクルの更新とあわせて「電気契約の見直し」を検討するのもおすすめ


キュービクルの実用耐用年数は20年といわれているため、設置から20年たったら更新を検討することをおすすめします。20年たつ前に劣化が見られた場合は、そのタイミングで更新しましょう。キュービクルを一新することで、事故の発生や電気料金の高騰を防ぐことができます。

電気料金の高騰に関しては、電気契約の見直しで防止することも可能です。最適な電気料金プランの選定から契約までを総合的にサポートする、エネクラウドの『電気削減クラウド』を活用して、電気料金の根本的な削減を図ってみてください。

エネクラウド株式会社』は、70社以上の電力会社から最適な提案をお届けするとともに、契約後の電力使用状況も一括管理します。クラウドシリーズサービスを通して、コスト削減からCO2削減まで、未来を見据えたエネルギー運用を実現します。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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営業本部部長 樟山 雄二郎
営業本部部長 樟山 雄二郎
大手保険代理店にて、BtoC領域における新規営業および事業マネジメントを経験。 その後、関連企業の常務取締役を経て、2021年6月に当社の取締役に就任。現在は、「クラウドシリーズ」(電気削減クラウド・電気管理クラウド)の責任者として、企業のエネルギー最適化を支援するサービス開発・運営を統括。

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