会社の電気代を節約するために行うべきことは?新電力の選び方もご紹介
近年電気代が高騰し、どうしたら節約できるかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
本記事は、会社の電気代を節約したい方や新電力に興味のある方に役立つ内容となっております。
そもそもなぜ電気代が値上げしているのか知りたい方は、こちらをご覧ください。
目次[非表示]
- 1.電気代削減のためにやるべきこと5選
- 1.1.①日々の節電活動
- 1.2.②機器の買い替え
- 1.3.③太陽光発電の導入
- 1.4.④電気使用量の平準化
- 1.5.⑤電力会社の切り替え
- 2.そもそも新電力とは?
- 2.1.新電力とは何か
- 2.2.新電力と大手電力会社の違いは?
- 2.3.新電力が安い理由
- 2.3.1.経営効率の追求
- 2.3.2.顧客獲得のための戦略
- 3.新電力の選び方
- 4.電力会社の比較ならエネクラウドにおまかせ
- 4.1.電気削減クラウド削減実績
- 5.まとめ
電気代削減のためにやるべきこと5選
①日々の節電活動
まずは、普段使っている機器の使用方法や社内ルールを見直しましょう。
・余分な電源の切り忘れを防ぐ |
・空調設備の適正な利用と定期的なフィルター清掃 |
・照明設備の適正な利用 |
・クールビズやウォームビズの推進 |
・テレワークの推進 |
もっと詳しく知りたい方は、必ず確認すべきチェックポイントの資料もぜひご確認ください。
②機器の買い替え
近年、省エネ性能が高い電化製品が増えています。
初期費用はかかりますが、古い設備を使用するよりもエネルギー効率が良いため、節電につながります。
業種問わず、使用割合の多くを占めている照明設備や空調設備から取り掛かるのがおすすめです。
・照明設備のLED化 |
・空調設備の最新化 |
照明設備のLED化による省エネ率
照明を最新のLED照明に替えた場合の比較
オフィス・会議室 約58%~79%
店舗・施設 約84%
出典:環境省
空調設備の最新化による省エネ率
10年前のエアコンを最新の空調設備に替えた場合の比較
約10%
出典: 環境省
③太陽光発電の導入
太陽光発電の導入は、節電、経済効果、そして環境への貢献を可能にします。
初期投資は必要になるものの、長期的に見れば大幅な節電と持続可能なエネルギー供給体制の構築が達成できます。
電力消費が大きな会社にとって、太陽光発電は有効な節電手段の一つと言えるでしょう。
④電気使用量の平準化
契約電力は、当月を含む直近1年間の最大デマンド値が適用される仕組みになっています。
「デマンド値 」 30分間に消費された電力の平均値
「最大デマンド値」 一定期間中で最も高いデマンド値
そのため、電気の使い方が年間を通じてばらつきがある場合は、電力消費が少ない時期であっても高い基本料金を払うことになり、無駄なコストが発生します。
ピークカットやピークシフトに取り組み、電気の使い方を平準化することが、最大デマンド値の引き下げにつながり、最終的に電気代の削減を実現します。
電気の平準化に取り組みたい場合は、電気の見える化からはじめるのがおすすめです。
当社の『電気管理クラウド』は、電気の見える化をすることで、省エネ活動のPDCAサイクルを効率よく促進します。
サービス詳細は、こちらをご覧ください。
⑤電力会社の切り替え
電力自由化により、多くの新電力から自由に電力会社を選択することが可能となりました。
自社の使い方にあわせた電力会社とプランを選択することで、電気代の削減が期待できます。
電力会社の切り替えによって、どのくらい電気代が削減できるか気になる方は、
以下よりお申込みいただくと、無料で診断いたします。
そもそも新電力とは?
新電力とは何か
新電力とは、電力自由化により新たに誕生した電力供給会社のことを指します。
異なる産業から参入した企業が多く、自社の強みを活かした独自の戦略を持っています。
新電力と大手電力会社の違いは?
大手電力会社は、発電から電力供給までを一手に担っている会社です。
一方、新電力会社は大部分が電力を他社から購入して供給することが多いです。
このため、大手電力会社はインフラ整備に力を入れる一方、新電力会社は料金プランやサービスの多様化に力を入れています。
新電力が安い理由
経営効率の追求
専業事業者から参入した企業も多く、自社の強みを生かした効率的な経営戦略を展開しています。
この結果、無駄な経費を削減し電力料金を安く設定できるのです。
顧客獲得のための戦略
市場参入後もなお、大手電力会社に対抗するために顧客獲得戦略として料金を抑えています。
これは新電力が市場に定着するためには多くの顧客を獲得することが重要なためです。
新電力の選び方
新電力の登場により、電力会社選びの選択肢は広がりましたが、その中から最適な一社を選ぶのは簡単ではありません。
以下の4つのポイントを押さえて選びましょう。
料金プラン
基本料金や単価はもちろん、時間帯や季節による変動、割引サービスの有無など、細部まで見て適切なものを選択しましょう。
サービス
電力供給だけでなく、節電支援やエネルギー管理、安心・安全対策など付加的なサービスがあるかどうかを確認しましょう。
安定性
大手電力会社に比べ、新電力はまだ歴史が浅いため、電力供給の安定性も重要なポイントとなります。
各社の経営状況や電力調達能力などを踏まえて、トラブルの際の対応力を比較します。
変更・解約条件
契約変更や解約の条件を確認することも重要です。
解約料がかかる場合や、契約期間付きの場合は特に確認が必要です。
電力会社の比較ならエネクラウドにおまかせ
ここまでお読みいただいて、電力会社を切り替えようと考えた方も多いのではないでしょうか。
しかし、新電力の見積書は各企業によってフォーマットや表記方法が異なります。
つまり電気に関する知識がない場合、比較に多くの時間がかかります。
時間のない中で電力会社を探したい場合におすすめなのが、当社の『電気削減クラウド』 です。
まずは、当社の保有する9万件以上のデータベースから、お客さまの電気代が最適か診断します。
削減の余地がある場合は、当社独自の入札システムENEBIDに参画している50社以上の中から切り替え先の電力会社をお探しいたします。
見積書の比較は当社で行いますので、お客様の負担は最小限で電力会社の切り替えができます。
電力会社の切り替えにお悩みの方は、ぜひこの機会にエネクラウドまでお気軽にご相談ください。
電気削減クラウド削減実績
さまざまな業種で削減を実現しています。
記載のない業種であっても削減実績はありますので、お気軽にお問い合わせください。
業種 |
切替前料金(月額) |
切替後削減額(月額) |
削減率 |
---|---|---|---|
製造業(金属製品) |
¥424,595 |
¥143,165 |
33.7% |
製造業(非鉄金属製品) |
¥27,276,347 |
¥8,350,906 |
30.6% |
製造業(プラスチック製品) |
¥8,760,301 |
¥3,235,198 |
36.9% |
製造業(電子部品) |
¥612,510 |
¥96,572 |
15.8% |
製造業(印刷) |
¥6,141,034 |
¥1,160,167 |
18.9% |
卸売業(玩具) |
¥949,127 |
¥122,658 |
12.9% |
鉱業 |
¥2,483,942 |
¥438,727 |
17.7% |
介護施設 |
¥23,108,110 |
¥4,923,669 |
21.3% |
病院 |
¥1,521,040 |
¥270,245 |
17.8% |
不動産業 |
¥984,808 |
¥92,325 |
9.4% |
自社がどのくらい削減できるのか知りたい方向けに無料診断実施中です。
まとめ
電気代削減のためには、日々の節電活動、機器の買い替え、太陽光発電の導入、電気使用量の平準化、電力会社の切り替えが効果的だということが分かりました。
中でも電力会社の切り替えは、初期費用を抑えて大きな削減ができる可能性が高いです。
しかしながら、自社で見積取得から比較までを行うのは、多くの手間と時間がかかります。
自社の労力を最小限にして、電力会社のお切替えを検討する場合は、エネクラウドにお問い合わせください。