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【法人向け】電力コンサルタントとは?利用するメリットや電気代削減の秘訣


会社全体で節電を意識してはいるものの、電気代削減の効果に満足していない企業様も多いのではないでしょうか。

そのような課題を抱えているとき、電気の見える化や、消費電力の戦略的な削減をサポートしてくれる電力コンサルタントの利用が解決策にあげられます。

この記事では、電力コンサルタントについてや、利用するメリットについて詳しく解説します。


目次[非表示]

  1. 1.電力コンサルタントとは
  2. 2.会社における電力管理の課題
    1. 2.1.燃料価格の高騰
    2. 2.2.電力の供給不足
  3. 3.電力コンサルタントを利用するメリット
    1. 3.1.消費電力を可視化して適切に管理できる
    2. 3.2.電力管理の専門家によるサポート
    3. 3.3.電力管理の専門知識を共有してもらえる
  4. 4.電力コンサルティングならエネクラウドの電気管理クラウド
    1. 4.1.使用電力の見える化で効果的に消費電力を削減
    2. 4.2.業界実績が豊富なコンサルタントによる分析・改善提案
  5. 5.まとめ


電力コンサルタントとは

電力コンサルタントとは、専門的な知見を活かして、電気の見える化や電気代削減の施策を支援する専門家のことです。

会社・組織における電力管理の課題を洗い出し、消費電力のデマンド管理やデータ分析などを通じて、具体的な課題解決策を提案します。

電気代を削減するためには、無駄に電力が消費されている原因や、設備・機器、部署ごとの電気使用量などを把握し、それぞれの改善策を考える必要があります。

社内のリソースだけでは、電気代削減の課題発見が困難な場合があるため、電力管理のスペシャリストの協力を得ることで、効果的な電気代削減の取り組みが可能です。


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会社における電力管理の課題

電気代を削減しなければならなくなった課題の一つとして、世界情勢や社会的な要因による電気料金の高騰があげられます。

ここでは、会社における電力管理の課題について詳しく解説します。

燃料価格の高騰

近年における化石燃料の価格高騰は、電力会社の電気料金高騰にも大きく影響しています。

新型コロナウイルス感染症によって停滞していた世界経済が、回復するに伴い燃料価格の需要が高くなっています。

また、ロシアがウクライナに侵攻したことで、ロシアに対する経済制裁が行われ、ロシアから輸出がされなくなった背景もあり、輸入燃料の価格が高騰しているのが現状です。

経済産業省資源エネルギー庁が公開した『日本のエネルギー エネルギーの今を知る10の質問』によると、日本のエネルギー自給率は2021年時点で13.3%となっており、海外からの輸入燃料に大きく依存しています

このように、日本は海外からの輸入燃料に依存しているため、世界情勢の変化で燃料価格が上がると、電気料金にも大きな影響があります。

個人や法人に関わらず、日頃の電力消費を見直して改善していくことが重要です。

電力の供給不足

国内の社会的要因として、原子力発電所や火力発電所の稼働減少による、国内での電力の供給不足が生じた背景があります。

現状では電力の需要が高く、供給量が少ないため、需要供給のバランスがとれていません

東日本大震災が起きた2011年以降は、原子力発電所の危険性が問題視され、稼働停止が続いたため、供給電力の減少に大きく影響しています。

火力発電についても2016年に電力自由化がされ、小売電気事業者の参入が増加し電気料金の競争が激化したことで、古い火力発電所は割に合わないという理由で稼働停止が進められました。

さらに、世界的に脱炭素化の流れがあり、CO2の排出を抑える動きとなっているため、CO2を多く排出する火力発電は廃止が相次いでいます。

このように、東日本大震災やCO2排出を抑える風潮などが要因となり、原子力発電と火力発電の稼働規模の縮小によって、電力の供給不足が生じています。


電力コンサルタントを利用するメリット

ここでは、電力コンサルタントを利用するメリットについて詳しく解説します。

消費電力を可視化して適切に管理できる

電力コンサルタントは、デマンドコントローラーを用いたデータ分析で、電気使用量の効果的な削減をサポートします。

デマンドコントローラーとは、設備・機器ごとの消費電力を監視・調整を行うための装置です。

30分間の電力消費平均値のことをデマンド値といい、電気使用量は1ヶ月間で最も高かった最大デマンド値によって決まります。

電気使用量を抑えるためには、空調設備の温度調整や不要な電子機器の停止などを継続して行い、最大デマンド値を抑える取り組みが必要です

デマンドコントローラーによって、消費電力を見える化し、設備や機器ごとに細かく分析することで、効果的に電気使用量の削減が行えます。

電力管理の専門家によるサポート

電力管理の専門家による電力の使用状況の分析や、課題解決に最適なソリューションの提案を受けることで、電気使用量を大幅に抑えられる可能性があります。

デマンドコントローラーを導入する場合、目標のデマンド値の設定や、月次レポートの作成などに専門知識が求められます

その際、電力コンサルタントの豊富な知見とノウハウを活かして、適切な目標値の設定から分析まで行なってくれます。

電力管理の専門的な知識を持つリソースが不足している会社でも、電力コンサルタントの協力によって電気使用量を戦略的に削減可能です。

電力管理の専門知識を共有してもらえる

電力コンサルタントを通じて、デマンドコントローラーの活用方法や、節電対策などのナレッジを得られることがあります

そのため、自社内で継続的に電気代削減を実践するための知識が身につき、対策の内製化を促進することも可能です。

また、電力管理に関する新たなシステムが開発された場合、すぐに提案を受けられるため、スムーズに導入できるのもメリットです。


電力コンサルティングならエネクラウドの電気管理クラウド

消費電力の削減をしたい、電力管理について何から取り組めばいいのかわからない」という企業様は、電力管理と電気代削減のスペシャリスト『エネクラウド』にお任せください。

ここでは、エネクラウドのサービスの特徴を紹介します。

使用電力の見える化で効果的に消費電力を削減

エネクラウドが提供する『電気管理クラウド』は、デマンド監視機能で使用電力を見える化し、電力を効率よくコントロールします

IoTデバイスで設備ごとの電気使用状況をリアルタイムに可視化して、課題の抽出と改善点の提案を行います。

電力に詳しい担当者がいない会社でも、省エネ活動のPDCAサイクルの促進が可能です。

業界実績が豊富なコンサルタントによる分析・改善提案

電力管理に関する専門知識のあるコンサルタントが、細やかな分析、適切な提案を行い、確実な消費電力の削減を実現します

デマンドコントローラーを導入する際、手間のかかる設置や初期設定、デマンド値の設定も専門家にすべて任せられますのでご安心ください。

データ分析に基づいて実施した施策に対しては、効果測定と月次レポートの作成・共有を行い、伴走サポートで継続的な電気代削減に寄与します。

エネクラウドの『電気管理クラウド』は、初期費用0円で導入できます。そのため、拠点・部門単位でスモールスタートして、効果を見ながら段階的に導入範囲を広げていくことも可能です。


まとめ

この記事では、電力コンサルタントを利用するメリットについて以下の内容で解説しました。

  • 会社における電力管理の課題
  • 電力コンサルタントを利用するメリット
  • エネクラウドの電力コンサルティングの特徴

会社における電力管理の課題として、世界情勢の変化による燃料の値上げや電力の需要に対する供給不足による、電気使用量の高騰があげられます。

電力コンサルタントを利用すると消費電力を可視化でき、電力管理のスペシャリストによる分析で、効果的な消費電力の削減が可能です。

エネクラウド』が提供する『電気管理クラウド』は、デマンド監視機能による消費電力の可視化で課題を抽出したうえで、業界実績が豊富なコンサルタントが分析から適切な改善策の提案まで行います。

電気管理クラウド』では、電気使用量をどれだけ削減できるかわかる電気料金削減診断や、サービスの魅力がわかる資料を無料公開していますので、ぜひこの機会にご覧ください。

  お問い合わせ|エネクラウド株式会社 エネクラウドのクラウドシリーズ(電気削減クラウド・電気管理クラウド)に関するお問い合わせは当ページより承ります。 エネクラウド株式会社
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マーケティング部 部長 橋詰 慎一郎 
マーケティング部 部長 橋詰 慎一郎 
マーケティング組織の立ち上げから戦略立案・施策実行まで全ての領域を担当。BtoC、BtoBを問わず複数の業界でマーケティングに携わること20年。電気・電力の業界におけるマーケティングの推進をすべく2021年にエネクラウドに入社。

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